それ、「手段」としての結婚?

カップルタイトル

 

世の中のものは、ほとんどすべてが「手段」です。

 

例えば、わたしがいままさに使用中のパソコン。
これはこうして文章を書いたり、ネットを見たり、はたまた色んなことをしたり
(わたしはパソコンでこれくらいしかしないので他に例が思いつかない。笑)

するための「手段」です。

 

例えばペンは、ものを書くための手段。
例えばコップは、何かを入れて飲むための手段。

 

そういったわかりやすいもの以外でも、

 

洋服は、体を覆うためという大前提はもちろん、
「自分をきれいに、感じよく見せるため」や、
「好きな洋服を着て気分をあげるため」の手段

 

資格をとることは、仕事やキャリアのためはもちろん、
自分に自信をつけるためとか、
じつは「とにかく何かに打ち込んでいることで安心する」ための
手段
かもしれません。

 

最初に例にあげた「コップ」や「ペン」くらい
シンプルな目的と手段関係だとあまり迷いもしませんが、
(好みや値段の問題はまたべつね)

 

「洋服」とか「資格」くらいになってくると
いろんな目的がひとつの手段にひっついてきて、
なおかつ自分でもそこを把握していないため
迷ってひとつに絞りきれない
という場合があります。

 

「結婚」も、そんなところありませんか?

 

社会的なプレッシャーから脱したいための「手段」だったり、
親を安心させるための「手段」だったり、
自分の経済的不安から逃れるための「手段」だったり。

 

好きなひとがいる場合も、
そのひとを独占するための「手段」だったり…。

 

何もそれが悪いと言いたいのではありません。
人間ですもん、そんなもんだ。

 

でももしそうなのであれば、
自分はいったい何の「手段」として結婚したいと思ってるのか、
ちゃんと自覚しておこうよ
ということです。

 

なぜならそれが分かったとき、
「あ、これは別に結婚って手段じゃなくてもいいじゃん」
と気づくこともあるから。

 

たとえばあなたが着手すべきところは、
本当の意味で親離れすることや仕事で自信をつけることかもしれません。

 

結婚はひとつですべてに効く特効薬じゃありません。

 

あなたが何となく「結婚したい」というとき、
「宝くじ当たらないかな」みたいな特効薬的ニュアンスで使っていませんか?

 

(ちなみにわたしたちは「お金」も色んな目的を果たすための「特効薬」として捉え過ぎです)

 

ほんっとーの本音を見てみたら、
「あれ?わたし別に結婚したいと思ってないわ」と気づくかもしれません。

 

自分の欲求を冷静に自覚することではじめて、
次にやるべきことが見えてきます。


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