この話を書こうかずっと迷っていました。
4月にフランス-イタリアを旅したときの話で、
わたしにとってはそこで観たこと、感じたことが大事すぎて、
自分のつたない言葉に置き換えた時点でそのひとつひとつが
陳腐になってしまうのが嫌だという気持ち、
またどんなにわたしが心動いたことであっても、
それを文字にした時点で必ず伝えきれないものが出てきてしまうことに
耐えられないと思う気持ち、
そしてこれはたぶん、多くの方には
「夢見がちなひとのスピ入っちゃった話」に聞こえるだろうな、
という怖れの気持ちもあったからです。
「直感と感性で動く」と決めて旅した1ヶ月間という時間は
わたしの普段モーレツに主張してくるおしゃべりな左脳を見事に抑え、
普段気づかずにいたこと、もしかしたら気づくのを避けていたことを
自然と浮かび上がらせてきました。
そこに向き合って文字にするのがつらかったということもあります。
けれど、七夕の昨日、
なんだか自然と「書いておこう」「伝えたい」という心境になりました。
なぜだろう、愛についての話だからかな?
「南仏を旅したわたしの不思議な話」
どうぞ、お付き合いください。
☆明日から記事をアップします。