「ありのままで」いいわけないでしょ〜マインド編〜

自由なあたまタイトル

 

「ありのままでいい」というメッセージが溢れる昨今です。

当たり前といえば当たり前ですが、世の中には、

・色んな主義、思想、価値観をもったひとが
・色んな立場、色んな抽象度(そのひとのいる世界観)

から情報を発信しています。それはいいこと。健全なことです。

問題はそれがいっしょくたに存在しているので、
情報の受けとり側としては非常にややこしいこと。

タイトルであげた、
「ありのままで」というメッセージもそのひとつでしょう。

「ありのままでいいんだよ」というメッセージが必要なひともいれば、
「いや、あなたもっとがんばりなさいよ!」というひと言が必要なひともいます。

確かにあなた自身という「存在(Being)」の部分は変わらなくてもいいし、
そこを変えるために何かを我慢したり誰かの真似をするのは不健康。

コラムのテーマのひとつでもある「自分らしさ」ともつながりますが、
これはあなた本来の価値観や個性を否定したり、
がまんしたり、遠慮する必要はないということです。

けれど、「行動(Doing)」の部分で変わりたい、成長したいと思うこと、
そしてそこで努力することはひととしてとても自然なことだと思いませんか?

もっと違う世界を見てみたい。
もっと色んなひとと知り合って話をしてみたい。
もっと何かを上手になりたい。
もっと自分にできることを増やしてみたい。

そう思って例えば仕事をがんばること、
新しい言語を習得しようとすること、
何か新しいことを始めるまで、
「ありのままでいいのに」というのは、おかしな話。

そもそも話の対象としていることが違うのです。

何も行動しない言い訳にするのも、これまた違いますよね。

せっかくの人生、
「ありのまま」を過剰適用(笑)して大人しく過ごすのではなく、
ドキドキすることに挑戦したり「もうムリ!」と思うことに
えいっと飛び込んだりしたいじゃないですか。

大切なのは、
「行動(Doing)」することやその結果で、
「存在(Being)」の自信のなさを補おうとしないこと。

このへんをごっちゃにしているので、混乱するのです。

「存在(Being)」の部分と「行動(Doing)」を意識的に分ける。

次回に続きます☆


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