“Treasure a person who is first next to you.”
(あなたの隣にいるひとを、いちばん最初に大切にしよう)
わたしはこのme3.0のサイトをつくる際、
目指したい世界観を「マニフェスト」として文章にしました。
政党のつくる「マニフェスト」ではなく、
個人や会社が大切にしたい世界観を文章に落し込んだもの。
2-3年前、NYの”Holstee”社のマニフェストポストカードが
日本語訳されてFacebookなどでシェアされていたので、
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
https://www.holstee.com/pages/manifesto
冒頭の英文は、me3.0のマニフェストのなかの一文です。
(↑me3.0ポストカードはイベントやセッションの際にお配りします)
わたしたちは、なぜか身近なひとほど後回しにしがちです。
たとえば「自分」。
あなたが生まれてから死ぬまでずっと側にいてくれるのは、
他でもないあなたです。
なのに、いつも厳しい目で見張ってる。
誰よりもダメだししたり、ひとを優先してつい後回しにする。
そんなひとと一緒にいたいですか?
あなたのパートナー(※)に関しても、そう。
つい甘えがでたり、わがままになったり、
勝手に言わなくても大丈夫だろうと思っていたり。
仕事の人間関係ではどうにかいい関係を築こうと努力するのに、
隣にいるひとは後回し?
それじゃ本末転倒すぎる。
○○○ ○○○ ○○○ ○○○
わたしが子どもの頃、わたしの両親はよくケンカをしていました。
いまはそれがふたりの関係を築くプロセスだったのだとわかっていますが、
子どもの頃にはそれがわかりません。
父と母が言い争う姿を見てただただ、怖くて悲しかったのです。
ケンカをすること、ぶつかることは仕方がなかったにしても、
ふたりが互いを想い合っている姿ももっと率直に見せてくれていたら。
そう思ったことが、
のちにわたしが冒頭のような文をマニフェストに入れたいと思った理由でした。
“Treasure a person who is first next to you.”
(あなたの隣にいるひとを、いちばん最初に大切にしよう)
その愛情がけっきょくは最小単位の平和をつくり、
そこに家族ができればそれが家庭の平和の土台になり、
そのしっかりした愛情の土台のうえで育つ子どもが、
のちに世界をもっと素敵な場所にしてくれるのだと思います。
(※性別や婚姻関係にかかわらず相手をよぶ呼称として「パートナー」を
使用しています。何か他にしっくりくる呼び名をご存知の方は教えてください)