「お金」や「仕事」にどんなイメージを持っているかが、
具体的にどのように影響しているかをお話したいと思います。
たとえば、極端な話「お給料は1ヶ月働いた我慢料だ」という
マイナスなイメージを持っていたとしましょう。
そういうこと教訓のように言うひといますもんね。
(親がそういう感じだとそんな感覚を刷り込まれるようでつらいものがあります)
せっかく手に入れたお金ですから、
使うときは「うぐぐ…」となるべく使いたくないと思ったり、
はたまた慰謝料のようにぱぁっと使ってしまって、
結局何に使ったか覚えてないなんてこともあるかもしれません。
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女性は、男性と比べると「身の回り」のことで
起業することが多いように思います。
「稼ぎたい」「会社を大きくしたい」という野心的な欲求よりも、
「自分がこれで人生がいい方向に変わったから」
「とてもいいものだからひとにも伝えたい」など、
ひとにフォーカスした欲求のほうが強い気がします。
そうしてエンドユーザーをお客様とするとき、
無意識にか意識的かに関わらず「過去の自分のようなひと」を
お客様像として設定することはめずらしいことではありません。
そしてひとはついつい自分の基準をひとにもあてはめて考えますから、
もしも「お給料は我慢料」というイメージをそのまま持っていたら?
「このひとが1ヶ月働いてやっともらったお金をいただくのは申し訳ない」
「(自分がお金を出すときにうぐぐ..となっていたように)
このひともなるべくならお金を出したくないだろう」と、
ひとに自分の考え方をあてはめて想像してしまいます。
そして最初だし…といって1回500円とかしちゃう。
起業する前に、自分のお金観をプラスに変えられるといいですね。
それは「適切な価格設定を行えるか」
「感情的にスムーズにお金を受け取れるか」という意味で、
とても大きなポイントだと感じています。