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しあわせに必要な7つのこと

 

年始に、ゆっくりと伊勢神宮にお参りしてきた。ずいぶんと久しぶりにあの広い広い境内を歩いたそのとき、ふと「しあわせの7つの要素」が脳裏に浮かんで、あわててモレスキンに書き留めた。リラックスしていると、自然とインスプレーションが湧くものなのだろう。せっかくなのでそのときのメモをここにも記しておこうと思う。

 

☆☆☆☆

 

1. 自分の価値観に沿った人生をおくれているか?

 

つまるところ、わたしたちは自分が信じるor大切だと思う価値観に沿った日々をおくれていれば、いきいきするし毎日が充実するし、自分がしあわせ者だと感じるのだ。仕事における成功が何より大事だという価値観のひとなら、それが達成できていればしあわせだし、そうでなければアンハッピー。家族が仲良いことが大事だと思うひとは、家族が仲良ければハッピーだし、そうでなければアンハッピー。逆にいえば、いま何となく不満なのであれば、自分の大切にしている価値観を大切にできていないからか、そもそも論として、その価値観が自分には合っていないのかを知ることができる。

 

2. ありのままの自分でひととつながっているか?

 

自分が思う自分のイヤな部分ー暗い過去、ダークなところ、ひとには見せられないと思っているところーを隠したままでひととつながっていると、いつまでたっても安心感がない。だって、ありのままの自分を誰にも見せていないし、受け止められた感覚がないんだもの。

たったひとりでもいい、まるごとの自分のままで誰かとつながれたら、それだけで世界が怖いものではなくなる。

 

3.自分の素直な気持ちを表現できているか?

 

こう言ったらどう思われるか、または、相手はどんな言葉をかけたらよろこんでくれるか。そればかりを軸にコミュニケーションをしていると、自分が本当はどう感じているのか、何を伝えたいのかわからなくなってしまう。

自分の気持ちをきちんと認識して、それを素直に表現することが、自分らしい人生をつくる第1歩。自分を抑圧したまましあわせになったひとなんていない。

 

4. 女、ひと、役割のバランスがとれているか?

 

「女」として満たされていること(それはきれいな服が着たいとか、美しく在りたいとかという欲求も含めて)、そして「ひと」として男女や年齢関係なくリスペクトしあえる人間関係があること、最後に自分の思う「役割」を全うできていること。

 

「役割」はたとえば「娘」「妻」「母」「社会人」といったもの。「〜をするひと」「プロジェクトのリーダー」「部長」なんて肩書きも含まれる。これらが全然ないと人生はつまらないし、逆に偏り過ぎると人生は苦しいものになる。

 

5. 自分の意志でひととつながれているか?

 

人間関係は間違いなく人生をゆたかにするけれど、それは自分の意志で選べるものかどうかによる。抜け出せないと思う人間関係ほど息苦しいものはない。田舎の濃ゆい人間関係が息苦しく感じるように(それがいいひともいるでしょうが)、最近はネット上の人間関係が田舎のそれのように濃ゆくなっている場合があるのでほどほどに。自分にとって心地よい人間関係を選びつづけること。

 

6.好きなこと、もの、ひとに触れる時間を多くとれているか?

 

説明不要。

 

7.自分の信じる「よきもの」のために行動している実感があるか?

 

どんなに小さなことでもいい、子どもの貧困に心痛めるならその支援団体に寄付をする、LGBTのひとたちも結婚できるような社会を、と思うならその活動を応援する… 自分が思う「こうあるべき世界」のためにほんの少しでも貢献している実感があれば、わたしたちはもっと自然と誇りを持つことができるだろう。

 

☆☆☆☆

 

以上、2016年1月時点の「しあわせに必要な7つの要素」。これが年を経て今後変わるのか変わらないのか、そっと見つめていきたいと思う。


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